当研究室では、2光子顕微鏡を用いた光遺伝学、光イメージング、神経生理学、行動解析、分子細胞生物学などを用いた多彩なアプローチを組み合わせて、 脳高次機能疾患である精神疾患の原因解明および根治的治療薬の開発に挑戦しています。脳機能は人体の最後にして最大の不思議・ブラックボックスと言われており、現存する技術だけでは解き明かすことは出来ないでしょう。そこで、脳機能を解明する為の革新的な技術基盤の開発も精力的に行っております。 本当に価値のある研究は長い苦しみが伴うものですが、サイエンスに対する情熱があれば克服でき、そして、それはかけがえのない知見になると思います。オリンピックを見て感動するのは何故でしょうか?それは頂点を極める徹底的にストイックな姿に、無条件で心が動かされるからだと思います。研究も同じです。私たちの研究室では、研究で金メダルを取ることを目指しています。それは、これまで誰も見出すことの出来なかった知見を誰よりも直接的な方法で明らかにし、そしてそれが医学現場に役に立つ知的財産となることです。もしあなたが研究室に参加し、脳の摂理を極めるという強い意志か、これまで直せなかった病気の治療法を見つけたいと言う純粋な気持ちがあれば道は開けるでしょう。しかも想像よりも簡単に開けたと数年後に分かるはずです。研究そのものが楽しく、自分が楽しいことをやった結果、Natureなどの一流誌に載ったり、賞を受賞したり、特許取得などで成功する「おまけ」までついています。それが研究職です。そんな世界で、一緒に金メダルを取りに行ける仲間を募集しています。電気生理もしくはプログラミング技術に精通している方は特に優遇いたしますが、一方で、Research mindと体力があればこれまでのバックグラウンドは問いません。 また上記の趣旨を理解している学生には自活できるだけの経済的サポートを行います。 将来のことなど心配せずに、安心して学業に励んだらよいと思います。道は必ず開けます。